地球温暖化防止実行計画
地球温暖化防止に向けた取組み
かつては、全ての生物と自然がバランスよく共存していたこの地球において、わたしたち人類の文化は大きな発達を遂げ、人類にとっては便利で快適な生活環境が構築されました。しかし、その反面、地球上の全ての生物や自然環境へ深刻な影響を与えています。
主な地球環境問題
- 地球温暖化
- 温室効果ガスが大気中に大量に放出されることにより、地球全体の平均気温が上昇し、海面上昇や気候の変化に影響を与えます
- オゾン層破壊
- 上空にあるオゾン層がフロンの影響により破壊され、地上に降り注ぐ有害な紫外線の量が増え、人体や動植物に影響を与えます
- 酸性雨
- 化学物質の影響により酸性の雨が降り、湖沼の酸性化や森林の衰退が進み、建物等に影響を与えます
など
2015年12月に、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)がフランス・パリにおいて開催され、新たな法的枠組みである「パリ協定」が採択されました。また、同年9月に国連で開かれたサミットにおいて、2016
年から 2030 年までの長期的な開発の指針として、「持続可能な開発目標」(SDGs)が採択されました。SDGsでは、2030 年までに達成すべき
17 の目標を定めており、この中の一つに気候変動への具体的な対策を行うことを定めています。
我が国では、1998年に地球温暖化対策の推進に関する法律(平成10年法律第117号)が制定され、国、地方公共団体、事業者、国民が一体となって地球温暖化対策に取り組むための枠組みが定められました。2021年10月には、同法に基づく「地球温暖化対策計画」が改定され、2030年時点での温室効果ガス削減目標が2013年度比46%削減に引き上げられるなど、2050年度のカーボンニュートラル達成に向け、挑戦を続けていくことが示されました。
これらの状況を踏まえ、乙訓環境衛生組合においても、「第4期乙訓環境衛生組合地球温暖化防止実行計画」を策定し、温室効果ガスの削減に向けた取組を推進します。