一般廃棄物処理基本計画の進捗状況
「乙訓環境衛生組合一般廃棄物処理基本計画」は、ごみの減量、資源化や適正処理に関する施策を推進するため、15年間 (令和4年度から令和18年度)を計画期間として、組合を構成する関係市町である向日市、長岡京市及び大山崎町が定めている一般廃棄物処理基本計画等を基に、廃棄物行政における目標と計画を定め、その具体的な方針を定めた計画です。
本計画では、令和元年度を基準年度とし、令和18年度に1人1日当たり収集ごみ量62.2g(約12%)の削減、総排出ごみ量3,917t(約9%)の削減、再生利用率約20.1%(9.7ポイント増)に向上、最終処分量1,228t(約19%)を削減することを目標としています。
用語の説明と計算方法
- 1人1日当たり
収集ごみ量 - =(収集可燃物+収集不燃物)÷10月1日現在人口÷(365日または366日)
- 総排出ごみ量
- =組合へのごみ総搬入量+集団回収量+拠点回収量
- 最終処分量
- =埋立処分量…焼却灰+し尿施設沈砂+選別後不燃物+側溝清掃汚泥
令和4年度の進捗状況
- 1.減量化
- 1人1日当たり収集ごみ量は、471.1gとなり、基準年度と比較して53.4g(10.2%)の減、ごみの総排出量は39,393tとなり、基準年度と比較して3,482t(8.1%)の減となりました。
- 2.再資源化
- 総排出ごみ量に対する資源ごみの再生利用率は、12.0%となり、基準年度と比較して1.6ポイントの増となりました。
- 3.最終処分量
- 最終処分量は5,564tとなり、基準年度と比較して939t(14.4%)の減となりました。
令和元年度 (基準年度) |
令和4年度 (実績) |
対基準年度 増減率 |
令和18年度 (目標年度) |
||
10月1日現在人口(人) | 154,680 | 155,233 | - | 143,702 | |
1.減量化目標 | 一人一日当たり 収集ごみ量 (g/人/日) |
524.5 | 471.1 | △10.2% | 462.3 |
総排出ごみ量 (t/年) |
42,875 | 39,393 | △8.1% | 38,958 | |
2.再資源化目標 | 再生利用率 (%) |
10.4 | 12.0 | 1.6ポイント | 20.1 |
再生利用量 (t/年) |
4,448 | 4,709 | - | 7,814 | |
3.最終処分量削減目標 | 最終処分量 (t/年) |
6,503 | 5,564 | △14.4% | 5,275 |
持続可能な循環型社会を形成していくために
可燃ごみの中には、紙類・プラスチック製容器包装などの資源ごみや、食べ残し・手付かずの食品が多く含まれています。
ごみの正しい分別や食品ロスを減らすことが、ごみの減量・リサイクル率の向上など、環境負荷の少ない循環型社会の実現や、容量が満杯に近づきつつある勝竜寺埋立地の延命につながります。
次世代に向けて持続可能な循環型社会を作っていくことを目指し、みなさまのご理解とご協力をお願いします。